ノーコードでWebサイトやLPが作れるツールとして、今注目を集めている「STUDIO」。
私も使っていますが、その使いやすさと自由度の高さに舌を巻いています。
まずは、こちらのLPを見てください。
私がSTUDIOを使って初めて作ったLP2本です。
どれぐらいの時間を要したと思いますか?
1番目は3時間、2番目は4時間です。今は慣れたので、もう少し早く作れると思います。
このレベルがたったの数時間ですよ。すごくないですか?
ほかの事例は「STUDIOでの制作実績」をご覧ください。どれだけデザイン性の高いLPが作れるのか、お分りいただけると思います。
そこで今回は、STUDIOの魅力とLPを作るコツについて解説します。
STUDIOは、LP制作に要する時間を5分の1にした。
STUDIOはただ単に「ノーコードでLPが作れる」だけではありません。
そのほかの制作工程も不要にしたのです。
どういうことか。
通常、LPを作る際は、Adobe社のIllustratorかXDでデザイン案を用意します。クライアントにデザイン案を見てもらって承認を得てからコーディングに入ります。これが一般的な工程です。
STUDIOは、デザイン案を出す工程も不要にしました。
そもそもなぜデザイン案を作るのか。それは、コーディングしてから直しが入ると色々と面倒だからです。デザインの承認を先に得ておけば、直しが入ることはありません。仮に入ったとしても、追加料金を請求できます。
一方STUDIOは、コーディング作業がない分、直しの手間はほとんどかかりません。そのため、本デザインの制作を進めながらクライアントの了解をもらったほうが捗るのです。実際、クライアントがリアルタイムで進捗状況を見られる仕様になっています。
通常のLP制作なら、デザイン案から始めて完成するまでに15時間~はかかります。それが3時間で済むのです。通常の5分の1以下です。
STUDIOでLPを作るコツは「ボックス」にある
STUDIOをいじくり回して分かったことがあります。
LPを作るコツは「ボックス」にある、です。
STUDIOを触ると分かりますが、ボックスを頻繁に使います。
ボックスの中にボックスを重ねたり、ボックスの中にコンテンツ(テキスト・写真)を載せたり。その際、縦横のサイズ設定や位置設定をどうするかが重要になります。
パソコン表示を基準に作っていきますが、サイズ指定を間違えると、デバイスによってはデザインが崩れてしまいます。サイズ指定は、「%」「px」「auto」「flex」があり、状況に応じて使い分けなくてはいけません。
ボックスの位置指定も同様です。指定を間違えれば、デバイスによってはデザインが崩れてしまいます。
デバイスごとの調整もできますが、それをするのは少し手間です。基準となるパソコン表示の段階で適切なサイズと位置指定ができれば、調整の手間は最小限で済みます。
STUDIOの効率的な練習方法
ボックスの扱いに慣れるためには、練習用のLPを作ってみることです。
とは言え、何の目的もなく作るのは大変です。それに原稿を用意するのも簡単ではありません。
そこでご提案したいのが、身の回りにいる知人のLPを作ってあげること。もしくは、適当に思いついた架空商材のLPを作ります。扱う商品が決まったら、次は原稿と素材です。原稿はChatGPTやNotionから生成し、素材はフリー画像サイトから引っ張ってきます。
これで、準備は整いました。
あとは、STUDIOを使ってLPを作るだけです。解説動画を見ながら作れば、3日間で大方覚えます。
売れるLPが欲しければ、デザインにこだわってはいけない
一通りデザインができるようになると、「もっとCOOLなものを!」という気持ちが芽生えてきます。STUDIOはその期待にも応えられます。
しかし、デザイン性の高さとCVRには、強い相関関係はありません。DRMやセールスライティングをかじったことのある人なら分かると思いますが、デザインがダメダメでも、売れるLPは売れるのです。
STUDIOは高性能なため、凝ったデザインにしたくなりますが、ぐっと堪えてください。デザインはこだわればこだわるほど、LPに費やす時間が増えてしまいます。それよりも、一つでも多くLPを作るほうが売上に寄与します。
関連記事:新進気鋭の通販企業に学ぶ、デザインへの考え方
STUDIOのドメインは、ドメインパワーが強い
無料版を使う場合、独自ドメインは使えません。STUDIOのサブドメインでの公開になります。ですが、これがいいのです。STUDIOのサブドメインは、ドメインパワーがそこそこ強いです。
LPを一つ作る程度なら、独自ドメインを新たに取得するよりも、STUDIOのサブドメインのほうがSEO上有利です。
STUDIOは、フォローも充実
STUDIOは2018年にリリースされたサイト制作ツールです。
ノーコードツールの多くは海外発ですが、STUDIOは日本発です。
操作画面は当然日本語ですし、フォローも充実しています。言語の壁がないため、気兼ねなくサポートを頼れます。
フォローを含めた使いやすさを考えれば、STUDIOを選ぶのは賢い選択だと言えるでしょう。
同じ日本発のSTUDIOとペライチ、優秀なのはどっち?
STUDIOです。
まとめ
ということで、LPを作るならSTUDIO一択です。