「限定性」は、購買行動をとらせるうえで最も簡単で効果的な方法です。
限定にはさまざまな種類がありますが、重ねて使うこともできます。ご存知でしたか?
大抵は限定を1つしか使っていないと思います。いや~、実にもったいない。上手く重ねて使えば、売上を何倍にも上げられるのに。
そこで今回、利益を最大化するための「限定」の重ね方について解説します。
限定性は、3つ重ねて使え!
やり方によっては、限定性は3つ重ねられます。
では、その3つとは何なのか、ご説明しましょう。
1. 販売数の限定性
もはや説明する必要はないかもしれませんが、1つ目は「販売数の限定」です。
「販売数の限定」は、少ないほど効果を発揮します。ただし、「多い少ない」の感覚は、ビジネスによって異なります。全国展開する会社の100個は少ないでしょうが、一つの小売店の100個は多いでしょう。お客から見て「これは数が少ない」と思え、売り手から見て「絶対に売れる」と自信を持てる数がちょうどよいです。
限定販売の注意点は、売れ残りを作らないこと。限定商品が売れ残ったらカッコ悪いですし、何より「この会社(お店)の限定商品は売れ残る」とお客に思われてしまったら、今後の限定販売に支障をきたします。以上を考慮して、限定数を決めてください。
2. 情報の限定性
2つ目は「情報の限定性」です。限定商品の存在を知らせる人数を絞ることを指します。
限定商品がある場合、まずは上位客に知らせましょう。その際、こう伝えるのです。「この情報は、日頃お世話になっている方にしかお知らせしていません」と。情報に限定性を持たせるだけで、単に限定商品をお知らせするよりも2倍以上売り上げたという事例もあります。
伝え方も重要です。
高級な紙を使って知らせたり、電話を使って直接伝えたりします。大事なのは、大切にされているという特別感や他のお客とは異なるという優越感を与えること。
特別扱いされて、限定商品の案内を受け取れば、財布の紐も緩むというものです。
3. 購入数の限定性
3つ目は「購入数の限定性」です。
「お一人様、◯個まで」と、一人(1回)が買える数に上限を設けることを指します。
この一言が加わるだけで、客単価は大幅に上がります。
たとえば、「お一人様、3個まで」と伝えれば3個買う人が続出し、「5個まで」と伝えれば5個買う人が続出します。もし、個数の限定性を伝えなければ、多くの人は1個だけしか購入しません。この一言で、客単価が倍以上になるのですから、使わない手はありませんよね。
まとめ
限定商品を限られたお客にだけ伝え、一人が購入できる上限を設ける。これだけで売上は何倍にも跳ね上がります。ぜひ、お試しください。
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