メルマガを起点に「売れる仕組み」を構築する5ステップ

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Webマーケティングと聞くと、SEOやネット広告を思い浮かべる人も多いかと思います。実はこの二つは、思っているよりも難易度が高いです。

まず、SEOは、時間がかかりすぎます。
検索上位に表示されればブランディング効果も見込める、美味しい集客間口ですが、圧倒的に手間と時間がかかります。

どの市場でも競合がSEO対策をしているため、そう簡単には上位表示できません。また、定期的に行われるアルゴリズムのアップデートにより順位が安定しません。加えて、新規のドメインの場合、どんなに優れた記事を書いたとしても、適正な評価を得るには半年間の時間がかかってしまいます。

続いて、ネット広告です。
ネット広告は、もはや専門の人間しか使いこなせない領域になっています。多種多様な機能や複雑な管理画面、定期的に起きる仕様変更など、片手間で扱えるような代物ではありません。

さらに言えば、商品を売るためのランディングページ(LP)も専門の領域です。素人が作ったLPでは、商品を売るのは難しいです。素人がLPを自作してネット広告を始めれば、数十万円のお金を失ってしまうのが関の山です。

では、どうしたらいいのでしょうか。
それは、「SNSからのメールリスト収集」です。

目次

メールリスト収集を起点に売れる仕組みを構築する

具体的な手順は、

  1. 複数のSNSを運用する
  2. 無料レポートを用意する
  3. オプトインページを作る
  4. 告知してリストを集める
  5. メール配信して商品を販売する


この手法は、DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)で推奨されているの2ステップマーケティングに当たります。DRMが2ステップマーケティングを推している理由は、1ステップマーケティングよりも成果が出やすいからです。

私がメールマーケティングを推奨する理由も同じです。SEOやネット広告で直接商品を売るよりもメルマガ読者を集めてから売るほうが売り上げが大きくなるからです。

メルマガマーケティングをしっかりと構築すれば、自動的に収益が上がるようになります。そして、構築までにかかる日数は、90日あれば十分なのです。

では、さらに具体的に解説していきます。

1.複数のSNSを運用する

SNSは、自分の見込み客がいるものを選ぶようにします。できる限り手広くやってください。

運用のコツは、コンテンツを再利用しまくることです。
Twitter→Instagram→facebook→ブログ(サイト)→YouTube&音声メディアといった具合に。

まず、人気のあったTweetをInstagram用に加工して投稿します。次に、複数のTweetをまとめてfacebookへ投稿します。さらに情報を加えてブログへ投稿します。そして、ブログを原稿にしてYouTube動画を配信するのです。可能なら、動画から音声を抜き取って音声メディアへも投稿します。

このようにすれば、最小限の労力で最大限のメディアに露出ができます。

2.無料レポートを作成する

無料レポートは、リストを集める際に使うオファーです。このオファーが魅力的に映るかどうかが、登録率を大きく左右します。

レポートは、1万文字以上のものを作成してください。受け取った人が、「これは有料レベルの価値がある」と思ってくれることが大事です。

無料だからといって粗末なものを提供すれば、悪印象を与え、後に売りたい商品が売れなくなります。ですから、無料レポートは手を抜いてはいけないのです。

できれば、無料レポートは数種類用意してください。反応の良いレポートを見極めるためです。ウケが悪いレポートを使って集客するよりも、ウケの良いレポートを使って集客するほうが効率がいいです。何がウケるのかは、正直やってみないとわかりません。

ビジネスによっては、無料レポートではなく音声や動画でも構いません。ユーザーに価値を届けやすいファイル形式を選んでください。

3.オプトインページの作成

メルマガと無料レポートが完成したら、オプトインページを作ります。
オプトインページとは、リストを集めるためのLP(ランディングページ」です。

ハッキリ言って、メールマーケティングが上手くいくかどうかは、このオプトインページにかかっています。もしアクセスに対してリストへの転換率が悪ければ、ザルで水を汲んでいる状態になります。

10以上の転換率を目指してください。そこに達するまでは、何度でも改善を繰り返しましょう。状況によっては、無料オファーからやり直す場合もあります。

ランディングページを作るためのツールは、こちらで紹介しています。
関連記事:ノーコードでも綺麗なLPが作れちゃう7つのツール

4.告知してリストを集める

無料レポートとオプトインページができたら、SNSで告知をします。ここで一定数のリストが集まるかと思います。

リストが集まったからといってSNSの運用を止めてはいけません。引き続き運用を継続し、リストを集め続けていきます。

もし「リストが全然集まらなかった」という結果に終わるようでしたら、SNSの運用にテコ入れをするか、SEOかネット広告に力を入れていったほうが良いかも知れません。

ただし、冒頭でお伝えした通り、SEOは投じる時間が、ネット広告は専門知識が必要になります。茨道ですが、SNSが駄目ならこちらの二つの道しかありません。

5.メール配信して商品を販売する

リストが集まったら、定期的にメールを配信して商品を販売していきます。ただし、いきなり売り込むのはご法度です。

まずは、配信者の人となりを知ってもらい、後から売る商品の価値を理解してもらえるよう教育を施していきます。それが完了してからの販売です。業界ではこれを「プロダクトローンチ」と呼んでいます。

それと、アドレスを集めてメール配信をするには、メール配信スタンドを用意する必要があります。その数は何十とあります。私がおすすめするのは、業界最安値の『める配くん 』か、機能性に優れた『MyASP(マイスピー)』です。この2つのどちらかを選べば失敗しないでしょう。

ステップメールを組んでおけば、自動で教育から販売までをしてくれます。

メールを使えば「売れる仕組み化」が可能に

SEOやネット広告、SNSは、商品を売るための施策と考えている人がほとんどです。最終的にはそうなのですが、メルマガをかませるだけでビジネスは収益性は格段に上がります。

集客したお客に直接売るのは、1ステップマーケティングです。一方、リストを集めてから教育して売るのは2ステップマーケティングです。

有名な経営コンサルタントの神田昌典氏は、世の中に2ステップマーケティングを広めて成功した方です。彼自身も、2ステップマーケティングによるクライアント獲得をしてきました。

おそらく多くの人は、Webマーケティングを以下のように見ていると思います。

しかしこれは間違いです。

正しくはこうです。

メールアドレスを集めるのが第一ステップ。メールによる教育と販売をするのが第二ステップ。つまり、Webマーケティングとは、メールリストを集める前と集めた後の2段階になっているのです。

リストこそがマーケティングの本質

マーケティングとは、結局のところ「リスト(顧客)」が肝になります。いかに効率よくリストを集め、教育をし、販売をしていくか。

リストの数が多ければ、リストの質が高ければ、その分だけ商品は売れやすくなります。すべてのマーケティング活動は、このリストの量と質に集約されると言っても過言ではありません。

では、サイトを中心に考えるのと、メルマガを中心に考えるのとでは、どちらのほうがマーケティングの本質を突いているでしょうか。後者ですよね。

サイトにいくらアクセスを集めてもリストが集まらなくては意味がありません。商品が売れれば購入者のリストが集まるでしょうが、購入してくれる人は全体の何%ですか? 1%にも満たないはずです。

それならば、何かしらの無料オファーを用意して、購入者の10倍以上の人にメールアドレスを落としてもらったほうが有益です。メルマガを通じて教育していけば収益に貢献します。

メールマーケティングから見れば、SEOもメルマガ読者を集めるための集客間口の一つにすぎません。時間がかかるのであれば、ほかの手段で集客すればいいのです。

そこで簡単に始められるSNSを推奨しています。もし、SEOやネット広告のほうが得意なら、そちらを使っても構いません。別に手段は何でも良いのです。効率的にリストが集まりさえすれば。

まとめ

「Webマーケティングはメールを起点する」
そう考えると一気に視界がひらけるはずです。

考えてみれば、当たり前です。
ネットがなかった時代から、商売は「リストが命」でした。場所がネット上に変わろうがその本質は変わらないのです。

いかにたくさん、質の高いリストを集められるか。これがマーケティングの成否を決めます。質の高いリストの集め方は、こちらの記事を参照してください。

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