お客の状態で使い分けるキャッチコピー術

「キャッチコピーの型がたくさんあって、どれを使えばいいのか分からない!」
型が20も30もあると、かえって悩みますよね。

でも、ご安心ください。
この記事を読めば、そんな悩みは吹き飛びます。
数分後には、適切なキャッチコピーの型が選べるようになります。

どの型が正解になるのかは、お客の状態によって変わります。
お客の状態に合わせて型を使い分けられれば、高い確率で正解に近づけるのです。

では、お客の状態とはどのようなものか。
大きく分けて4つあります。

1.購入意欲が低い客
2.まだ購入していない比較検討段階の客
3.購入意欲が高い客
4.すでに競合商品を利用している客

今回は、状態別に適切なキャッチコピーの型を紹介しますね。

この記事を書いた人
セールスコピーライター
深井 貴明

広島県在住。
1999年から2009年までの約10年間、飲料水・化粧品・医薬部外品・エコ商品などの製造販売会社に勤務。在職中にコピーライティングと出合い、実践と研究を重ねる。FAXDMだけで90日間に1,533件の新規顧客を開拓し、DMのみで1億円の売上を達成するなど、数々の成果を上げる。

2009年より、セールスコピーライター兼コンサルタントとして独立。東証上場企業をはじめ、非上場の大手企業やアフィリエイト専門会社の専属コピーライターとして活動。また、個人事業主から中堅企業まで幅広く広告・販促物の制作を手がけている。

単なるライティングにとどまらず、常にマーケティング戦略の見直しから取り組み、成果へとつながる言葉を生み出すことを信条としている。

目次

キャッチコピーは「見込み度」で使うべき型が異なる

全体像は、以下になります。

客の状態コピーの役割やり方前に出すべきもの
購入意欲が低い止める・気づかせる好奇心を刺激して、注目してもらう好奇心、違和感、問題、自分ごと化
比較検討中理解させる・選ばせる正しい判断が下せる情報が知れると思わせる方法、比較、信頼、選択基準
購入意欲が高い決断させるベネフィットを全面に押し出し、ベネフィットに見合う信頼情報を置く。ベネフィット、商品名、オファー、緊急性、信頼
競合商品を利用中乗り換えさせる既存商品や競合にはない特徴を打ち出し、関心を引く差別化、新しさ、優位性、安心

全体像が掴めたところで、各状態に合わせたキャッチコピーの型を紹介していきます。

1. 購入意欲が低い客向けキャッチコピー

この層は、まだ商品を探していませんし、顕在的なニーズがあるわけでもありません。
そのため、商品名や価格、オファーを出してもノイズにしかりません。

ここでやるべきことは、興味を持ってもらい視線を止めさせることです。

主に次の4要素が効果的です。

  • 好奇心
  • 違和感
  • 問題提起
  • 自分ごと化

ここで大事なのは「知りたい!」「気になる!」と思わせることです。
まずは興味関心を引き、徐々に商品への引き込んでいきます。SEO記事や記事LP、オプトインLPなどがこれに該当しますね。

特に使いやすいのは次の型です。

購入意欲が低い層向けの型

なぜ
認知的不協和
問題提起
危険
ターゲット呼びかけ
試す
この・これ・あれ
感嘆語
指示
ストーリー
ビフォー・アフター
仮定
煽る
ゴシック

以下、それぞれを記事の流れの中で使いやすいように解説します。

なぜ

「なぜ」は、そうなった(そうなる)理由を隠して関心を向けさせる型です。

どう使うか

「なぜ~~なのか」と「~~」の理由を知りたいと思わせます。
「~~」には、魅力的なベネフィットか不安を入れるようにします。

例文

  • なぜ、1日4回も歯を磨いているのに虫歯になるのか
  • なぜ、パートタイマーの主婦が1億円も貯金できたのか
  • なぜ、年齢を重ねると食事制限だけでは痩せなくなるのか

認知的不協和

「認知的不協和」、難しい言葉ですが、常識と逆のことを言って違和感を作る型と捉えてください。

どう使うか

無関心層はありきたりな言葉では興味を引けません。
強い逆張りをすることによって、「え、それ本当?」と興味を引きます。

例文

  • 朝食は食べないほうが成績が良くなる
  • 健康のためのランニングは寿命を縮める
  • 1日3食は万病の元

問題提起

「あなたはこんな間違いをしていませんか?」と、本人がまだ自覚していない問題を指摘する型です。

どう使うか

低意欲層は、そもそも問題を問題だと認識していません。
そのため問題提起の型は、問題を自覚してもらうために使います。

例文

  • その眠気、年齢のせいだと思っていませんか
  • 保険選びで、こんな間違いをしていませんか
  • X運用、1日3回もポストしていませんか

危険

「危険」「注意」「警告」といった言葉で損失回避の本能を刺激する型です。
人は得より、損を避けることに強く反応するよう進化しています。

どう使うか

放置しているデメリットを前に出したいときに有効です。
ただし、煽りすぎると安っぽくなるので、具体性は必要です。

例文

  • 【注意】老後2,000万円では足りない可能性があります
  • 【危険】間違ったダイエットは、痩せにくい体を作ります
  • 【警告】安いだけで選ぶと、外壁塗装は失敗します

ターゲット呼びかけ

「○○で◯◯な人へ」と、対象者を最初に明示する型です。
自分ごと化しやすくなり、振り向いてもらえます。

どう使うか

広く浅くより、狭く深くのほうが効きやすいです。
属性と悩みをセットにすると、さらに強くなります。

例文

  • 40代からお腹まわりが気になり始めた方へ
  • 広告費だけ増えて売上が伸びないEC担当者へ
  • 家事の片手まで始められる副業を考えている主婦の方へ

試す

「診断」「テスト」「チェック」などで興味をそそる型です。
人は自分のことを知りたいという欲求があります。たとえば、性格や能力、体調、周りからの評価など。
まず関心を持たせてから、商品の案内をしていきます。

どう使うか

何かしらの診断を用意して、広告やLPの入り口にします。

例文

  • あなたの肌老化度、今すぐ3分でチェック
  • この広告、どこが悪いかわかりますか
  • あなたの市場価値、無料で診断できます

感嘆語

「えっ」「まさか」「驚きの」「そうだったのか」など、感情が動いた瞬間の言葉を使う型です。
感情の勢いで視線を止めるのに向いています。

どう使うか

バナー、SNS、記事LPなど、短時間で反応を取りたい場面にうってつけです。
ただし乱発すると安っぽくなるので、ここぞという場面で使いましょう。

例文

  • えっ、まだ銀行預金だけで安心しているのですか
  • そうだったのか! 肌荒れの原因は腸内環境にあった
  • まさか! 一文を変えただけで問い合わせが3倍に!

指示

「○○しなさい」「○○してはいけない」と、命令や禁止の形で強く打ち出す型です。
断定の力で注意を引くためインパクトが強いです。

どう使うか

今の行動を止めさせたいときや何かをさせたい時、常識を否定したいときに向いています(認知的不協和との親和性が高い)。
言い切る分、権威性や確かな根拠を揃える必要があります。

例文

  • その不動産、買ってはいけない
  • CVRを高めたければ、広告バナーを見直しなさい
  • 生命保険は、今すぐ解約しなさい

ストーリー

面白いストーリーが始まる予感を見せて興味を惹く型です。
特にこれという書き方の決まりはなく、キャッチコピーに続いてストーリーが始まるようにしてください。

どう使うか

経営者または顧客の事例をストーリー風にして伝えます。
顧客層と類似している人を使うことで共感されやすくなります。

例文

  • 「明日には潰れる」と言われた老舗旅館が今では……
  • あの時~~に出会っていなければ、資産1億は築けませんでした
  • 30歳までニートだった人間が、豪邸に住むまでのストーリー

ビフォー・アフター

使用前と使用後、導入前と導入後の変化の差を見せる型です。
数字や状態のギャップが大きいほど、訴求力が増します。

どう使うか

「何がどう変わるのか」を一目で伝えたいときに向いています。
ダイエット、美容、教育、BtoB改善など、変化を見せやすい商材と相性がよいです。

例文

  • 毎月赤字だった家計が3カ月で黒字化
  • 反応ゼロだったLPが今では問い合わせが100件超に
  • 朝起きるのがつらかった人がすっきり目覚められるように

仮定

「もし○○なら」「もしあなたが○○なら」と、条件を置いて自分事化させる型です。
「◯◯で◯◯な方」とストレートに呼びかけるのではなく、条件を置くという変化球です。
自分のことだと気づくづかせることで、一層興味を惹かせます。

どう使うか
条件が具体的なほど刺さりやすいです。

例文

  • もしあなたが起業3年以内なら、使える補助金があります
  • もし在宅で働ける副業を探しているなら、この選択肢があります
  • もし小学生の学力を上げたいなら、先に見直すべきは勉強時間ではありません

煽る

相手の思い込みや甘さを突いて反応を引き出す型です。
強く止める力はありますが、反感も買いやすいです。炎上させて認知拡大を目指すなら強力な武器になります。

どう使うか
広告やSNSの入口向きで、LP本体ではトーン調整が必要です。
「あえてきついこと言っているんだな」と思ってもらえることが大事。

例文

  • まだSNSで集客しているのですか
  • サラリーだけで教育費が足りると思っているのですか?
  • 婚活アプリだけで結婚できると思っていませんか

ゴシック

「裏側」「真実」「告白」「業界の闇」など、内幕や暴露のニュアンスで引く型です。
人の俗情や好奇心を刺激しやすいのが特徴です。

どう使うか

業界常識を崩したいときや、競合との違いを裏側から見せたいときに向いています。
ただし大げさにしすぎると、内容が伴わない印象になります。

例文

  • 【元社員が告白】業界の裏側とは
  • 【裏側】広告運用が現場しているバレない手抜き
  • 【業界の闇】 あなたの肌を老化させる化粧品成分

2. 検討中の客向けキャッチコピー

検討中の客は、すでに問題意識があります。
どうやって問題を解決すれば良いのか、どんな方法があるのかを模索している段階です。

この層では、次の4要素が効きやすくなります。

  • 方法
  • 比較
  • 信頼
  • 選択基準

どれを選ぶべきかの情報を提供する場合、「有益情報」と「誰が言った」かが重要になります。
専門性、信頼性、権威性を高める要素も加えられれば、より強力なキャッチコピーになります。
例「◯◯(専門or信頼or権威)が教える、正しい美容化粧品の見分け方」

検討層向けの型

検索キーワード
方法
どれ・どの
ランキング
専門
信頼
権威
お客様の声
問題提起
仮想敵
ビフォー・アフター
みんな

検索キーワード

これは、ユーザーが実際に検索している言葉を、そのまま見出しやキャッチコピーに入れる型です。
特にリスティング広告とその先のLPのコピーに有効です。

どう使うか

検討中の人は、悩みをすでに言語化しています。
だから、検索した言葉がそのまま返ってくると「探していた情報だ」と判断しやすいのです。

例文

  • 給湯器の故障修理なら、最短60分で対応
  • Webサイト制作なら、反応率重視の設計から
  • BtoB営業代行を比較する前に見ておきたい3つの基準

方法

「○○する方法」「○つのコツ」といった、ノウハウや手順を提示する型です。

どう使うか

検討層は「結局どうすればいいのか」を知りたい状態です。
数字とセットで提示すると、ぐっと具体的になります。

例文

  • 広告CPAを下げる3つの方法
  • 副業で月5万円を目指すための始め方
  • 失敗しない外壁塗装会社の選び方

どれ・どの

「どの車がいいのか」「どれを選べばいいのか」と、比較そのものを前面に出す型です。

どう使うか

選択に迷っている相手には、非常に直球で刺さります。
複数選択肢があるジャンルと相性がいいです。

例文

  • 40代の資産形成には、どのNISA口座が向いているのか
  • 敏感肌向け化粧水、結局どれを選べばいいのか
  • 中小企業の採用には、どの媒体が最適なのか

ランキング

ランキングを見せることによって、選択の負担を減らす型です。
検討の場面では特に使いやすい型です。ほとんどのユーザーは1番を選びます。

どう使うか

選択肢が多くて迷いやすい商材で有効です。
「誰が選んだランキングか」を足すと信頼性が上がります。

例文

  • 20代に人気の転職サイトランキング
  • 女性向けプロテインおすすめTOP5
  • 出会い系サイト人気ランキング、3位は◯◯、2位は△△、1位は……

専門

「○○専門」「○○のための」と、対象や領域を絞って専門性を出す型です。

どう使うか

何でも屋より、特定領域に強い印象を作れます。
検討中の人は失敗を避けたいため、専門性に反応しやすいです。

例文

  • 40代女性の薄毛悩み専門サロン
  • ファーストビュー改善専門のデザイン制作会社
  • 相続相談に特化した税理士事務所

信頼

実績、継続年数、導入件数などで安心感を作る型です。
「選ばれ続けて○年」「実績○件」など、数字を入れた実績を紹介します。

どう使うか

高単価になるほど失敗リスクを怖がるため、信頼を担保する情報を載せるようにします。
BtoB商材の場合、失敗して担当者自身の評価が下がらないよう信頼を注視しています。

例文

  • 選ばれ続けて42年の老舗工務店
  • 累計13,000件以上のLP制作実績
  • 導入企業500社超の営業支援ツール

権威

医師、専門家、有名人、肩書きのある人物を使って信頼性を引き上げる型です。

どう使うか

自分で判断しきれない人に対して、「この人が薦めているなら」というショートカットを作れます。

例文

  • 医師が監修した睡眠サプリ
  • 元Google広告運用者が設計した運用講座
  • 東大卒講師陣が教える進学塾

お客様の声

実際に使った人の感想を訴求に使う型です。
検討層は「自分と似た人がどう感じたか」を重視するので、かなり相性がよいです。

どう使うか

年齢、職業、悩みなど、属性が見えるほど自分ごと化されやすくなります。
売り手目線の説明ではなく、利用者の本音を前に出すのがポイントです。

例文

  • 「以前の化粧水には戻れません」(43歳・女性)
  • 「広告費はそのままなのに、申込数が増えました」(EC担当者)
  • 「これなら私にも続けられます」(38歳・会社員)

問題提起

検討層に対する問題提起は、低意欲層向けとは少し役割が違います。
ここでは「まだ見落としている判断基準がありますよ」と伝える型として機能します。

どう使うか

「何を基準に選ぶべきか」を教える前振りとして使いやすいです。
単なる不安煽りではなく、選び方の盲点を見せる形にすると強くなります。

例文

  • 外壁塗装を価格だけで選んでいませんか
  • 合格率だけで塾を選ぶと失敗しやすい理由
  • 口コミだけで化粧品を決めていませんか

仮想敵

問題の原因を、本人ではなく別のものに置き換える型です。
「成果が出ないのはあなたが悪いのではなく、原因は別にある」とすることで、別の選択肢を提供しやすくします。

どう使うか

検討層に対しては、「選び方」「環境」「方法」などを真因として提示すると使いやすいです。
今のやり方に違和感を持たせたいときに向いています。

例文

  • 売れない原因は、広告ではなくLP設計にあるかもしれません
  • 痩せない原因は意志の弱さではなく、睡眠不足にあるかもしれません
  • 成績が伸びない原因は勉強時間ではなく、やり方の順番でした

ビフォー・アフター

導入前と導入後、改善前と改善後の差を見せる型です。
検討層に対しては、「選んだ結果どう変わるのか」を一目で伝える役割があります。

どう使うか

数字、期間、状態変化のいずれかを入れると強くなります。
特に「使う前はこうだった」「使った後はこうなった」が見えると、判断しやすくなります。

例文

  • 毎月赤字だった家計が、3カ月で黒字化
  • 反応ゼロだったLPが、改善後は問い合わせ倍増
  • 朝起きるのがつらかった人が、すっきり目覚められるように

みんな

「多くの人が選んでいる」「人気」「話題」といった社会的証明を使う型です。
選ぶ基準を持ち合わせていない人は、みんなの判断に委ねる傾向にあります。そこを利用した型です。

どう使うか

数字や具体的実績と組み合わせると強くなります。
人気の事実を見せることで安心感を出せます。

例文

  • 40代女性の82%が満足と答えた化粧品
  • 今、選ばれている宅配食サービス
  • 海外でも人気の家計管理アプリ

3. 購入意欲が高い層向けキャッチコピー

購入意欲が高い人は、すでに悩みを理解し、解決したい気持ちがあります。
だから知りたいのは、

  • 何が買えるのか
  • 何がどう良くなるのか
  • どれくらい簡単か
  • 今動く理由はあるのか
  • ベネフィットは本当か

購入意欲の高い層お客には、ベネフィットを中心に訴求します。その時セットにしてほしいのが信頼や権威です。
ベネフィットは強ければ強いほど「本当に?」といった疑心が生まれます。その疑心を払拭するために信頼や権威を高める情報を載せるようにします。

また、商品名をFVで打ち出しても構いません。

【高意欲層向けの型】

メリット・ベネフィット
解決策
簡単・確実・早く
無料
でも大丈夫
葛藤昇華
信頼
権威
お客様の声
新着情報
みんな

メリット・ベネフィット

機能ではなく、得られる未来を見せる型です。
「これができます」ではなく「その結果どう良くなるか」を言います。

どう使うか

高意欲層は、さっさとベネフィットを訴求するのが吉です。
悩み訴求を省いても構いません。

例文

  • 家事の時間を減らし、家族との時間を増やします
  • この英会話なら、3カ月後の海外出張で困りません
  • 資産運用を始めれば、将来のお金の不安を軽くできます

解決策

「○○が解決する△△」のように、悩みと商品を直接つなぐ型です。

どう使うか

何に効く商品なのかを一発で伝えたいときに有効です。
指名検索や比較の最終段階にも向いています。

例文

  • 頑固な排水口汚れが落とせる洗浄剤「AAA」
  • 睡眠の質を整えるナイトサプリ「AAA」
  • 商談化率を改善するBtoB向けLP制作「AAA」

簡単・確実・早く

人が求める価値を「ラク」「失敗せずに」「すぐ」の3方向で伝える型です。

どう使うか

面倒くささや難しさで止まっている人の背中を押すのに向いています。

例文

  • 1日5分で始められる暗記アプリ「AAA」
  • 最短7日で使い始められる営業支援ツール「AAA」
  • 初心者でも迷わず進められるNISA入門講座「AAA」

無料

無料体験、無料診断、無料相談など、最初のハードルを下げる型です。

どう使うか

あと一歩で動きそうな人に対して、行動コストを下げる役割を持ちます。
どの層にも「無料」は有効ですが、大事なのは「無料」の文字を入れることです。

商品自体を無料にする必要はありません。送料無料、手数料無料といった部分を無料にし、「無料」の文字を大きく載せるのです。

それだけでも効果を発揮します。

例文

  • 今なら14日間、無料で試せます
  • 初回相談は無料です
  • まずは無料診断で、課題を見える化しませんか

でも大丈夫

不安や焦りを受け止めつつ、「解決できます」と安心させる型です。

どう使うか

高意欲でも、不安があると決断できません。
その最後の不安を消すのがこの型です。

例文

  • パソコンが苦手でも大丈夫。手順どおりに進めれば始められます
  • 運動が続かない人でも大丈夫。1回3分から始められます
  • 文章が苦手でも大丈夫。テンプレートに沿って書けます

葛藤昇華

「○○したい。でも○○したくない」という矛盾を解決する型です。
高意欲層は欲求が強い一方で、抵抗や面倒も抱えているので、その葛藤を処理できると強くなります。

どう使うか

「痩せたいけど食事制限したくない」「稼ぎたいけど営業したくない」のように、欲求と抵抗をセットで拾います。
商品コンセプトそのものになることも多い型です。

例文

  • 食事を我慢しすぎずに体型管理を続けたい人へ
  • 営業せずに問い合わせを増やしたい経営者へ
  • 忙しいままでも資産形成を始めたい人へ

信頼

実績、継続年数、導入件数、年数などで、「失敗しにくそうだ」と思わせる型です。
高意欲層でも、最後に迷う理由は「本当に大丈夫か」という不安なので、信頼は決断を支える材料になります。

どう使うか

抽象的な「安心」ではなく、数字や事実を入れて具体化します。
高意欲層では、比較用というより「不安消し」として使うのが効果的です。

例文

  • 選ばれ続けて42年の老舗工務店
  • 累計13,000件以上のLP制作実績
  • 導入企業500社超の営業支援ツール

権威

医師、専門家、有名人、肩書きのある人物を借りて信頼性を高める型です。
高意欲層に対しては、「この人が薦めているなら間違いなさそうだ」と判断の後押しになります。

どう使うか

検討層では判断補助、高意欲層では確信材料として使いやすいです。
肩書、監修、推薦などを載せていきます。

例文

  • 医師が監修した睡眠サプリ
  • 元Google広告運用者が設計した運用講座
  • 東大卒講師が教える中学受験対策

お客様の声

利用者の感想をそのまま訴求に使う型です。
高意欲層にとっては、「自分と似た人がどうだったか」が最後の決め手になることが多いため、かなり有効です。

どう使うか

検討層では判断材料、高意欲層では最終背中押しとして使えます。
属性や悩みが見える声ほど、自分ごと化されやすいです。

例文

  • 「以前の化粧水には戻れません」(43歳・女性)
  • 「広告費はそのままなのに、申込数が増えました」(EC担当者)
  • 「これなら私にも続けられました」(38歳・会社員)

新着情報

「新」「新登場」「ついに」「新手法」など、新しさを打ち出す型です。
高意欲層に対しては、「今買う理由」や「新しい選択肢としての魅力」を作りやすいです。
「新しいものほど優れている」といったバイアスも利用しています。

どう使うか

新商品、新機能、新プラン、リニューアルなどと相性がいいです。
単なる「新しい」だけでなく、何がどう変わったのかまで言えると強くなります。

例文

  • ついに登場。AIを使った新しい営業支援
  • 従来型とは違う、新しい睡眠改善法
  • 新機能追加。レポート作成がさらにラクになりました

みんな

「多くの人が選んでいる」「人気」「話題」といった社会的証明を使う型です。
高意欲層はすでに欲しい状態にあるため、「みんなが選んでいる」は最後の安心材料になりやすいです。

どう使うか

数字や具体的実績と組み合わせると強くなります。
人気の事実を見せることで安心感を出せます。

例文

  • 40代女性の82%が満足と答えた化粧品
  • 今、選ばれている宅配食サービス
  • 海外でも人気の家計管理アプリ

4. すでに競合商品を利用している客向けキャッチコピー

この層は、高意欲層と似て見えて、実は別物です。
すでに何かを使っているため、スイッチングさせる動機付けが必要になります。

そこで必要になるのは、

  • 今のままでは足りない
  • こちらのほうが優れている
  • 乗り換えたほうが得
  • 変えても失敗しない

という設計です。

【競合利用層で使いやすい型】

優位
新着情報
対比
仮想敵
問題提起
ビフォー・アフター
ストーリー
信頼
無料
でも大丈夫
専門
解決策

新着情報

「新」「新登場」「ついに」「新手法」など、新しさを打ち出す型です。

どう使うか

今の方法に飽きている、または限界を感じている人に対して、「別の選択肢」を見せるときに使います。
また、一定数どこにでも新しいもの好きがいるため、その方たちが反応します。

例文

  • 従来型とは違う、新しい睡眠改善法
  • ついに登場。AIを使った新しい営業支援
  • これまでの常識を変える、新発想の家計管理アプリ

優位

「No.1」「唯一」「初」などで競合との差を見せる型です。
競合に勝っていることや独自性を示すようにします。

どう使うか

「何が違うか」を一言で示し、差別化を促すようにします。

例文

  • 業界唯一の返金保証つき
  • 国内初のAI学習設計を採用
  • 顧客満足度No.1の宅配食サービス

対比

AとB、できる人とできない人、従来型と新方式などを並べて違いを見せる型です。

どう使うか

競合を名指しせずに、自社優位を印象づけたいときに使えます。

例文

  • 売れるLPと売れないLP、その差はファーストビューにある
  • 伸びる営業組織と止まる営業組織の違い
  • 安い保険と、結果的に得する保険の違い

仮想敵

問題の原因を、本人ではなく別のものに置く型です。
「真因」や「敵」を設定するようにします。

どう使うか

「今うまくいっていないのは、あなたのせいではない」と見せることで、乗り換えの心理的抵抗を下げられます。

例文

  • 売れない原因は、営業力不足ではなく提案設計です
  • 痩せない原因は意志の弱さではなく、睡眠不足かもしれません
  • 問い合わせが増えない原因は、広告ではなくLPでした

ビフォー・アフター

変化を見せる型です。
競合からの乗り換えでは、商品そのものよりも乗り換え後の未来を見せるほうが強いです。

どう使うか

今と変えた後の差を、数字や状態で具体的に見せます。

例文

  • AAAに乗り換えたら。今まで3時間掛かっていた作業が1時間に
  • AAAに換えたら、毎月10万円掛かっていたシステム代が3万円に
  • どんな化粧品でも荒れていた私が、ツヤツヤ肌に

ストーリー

「他の商品では不満足だったが、この商品は満足」といった違いをストーリーで見せます。

どう使うか

他の商材を使って感じている不満が売りたい商品を使ったら解消されたというストーリーにします。
BtoBでは導入事例、BtoCでは体験談を紹介するときの見出しにも使えます。

例文

  • 何十種類も使って解決できなかった~~(悩み)がこの一本で……
  • ようやく満足のいくものと出会えました
  • 「もうこれで最後にしよう」。そう思って始めたのがきっかけでした

信頼

実績、継続年数、導入件数などで安心を作る型です。
競合からの乗り換えは不安が大きいので、「違う」だけでなく「大丈夫そう」も必要になります。そこで信頼が効きます。

どう使うか

競合利用層では、信頼は単独訴求よりも差別化の補強として使うと強いです。
「選ばれてきた事実」や「実績」を見せて、乗り換え不安を減らします。

例文

  • 導入企業500社超の営業支援ツール
  • 選ばれ続けて42年の老舗工務店
  • 累計13,000件以上のLP制作実績

無料

無料体験、無料相談、無料診断などで、乗り換え前の心理的・金銭的ハードルを下げる型です。
競合利用層は「変えるのが面倒」「失敗したくない」と思っているので、無料は試しやすさを作るのに向いています。

どう使うか

「今のまま続けるか迷っている人」に対して、まずはリスクなく試せる状態を提示します。
無料体験や無料診断は、スイッチングの入口として非常に使いやすいです。

例文

  • 今なら14日間、無料で試せます
  • まずは無料診断で、今の課題を見える化しませんか
  • 初回相談は無料です。今の運用のままでいいか確認できます

でも大丈夫

不安や面倒を先に受け止めたうえで、「それでも乗り換えられる」と安心させる型です。
競合利用層には、商品そのものの魅力だけでなく、乗り換えの不安を消す言葉が必要です。

どう使うか

「設定が面倒」「使いこなせるか不安」「今のやり方を変えるのが怖い」といった不安を、先回りして消します。
サポート体制や導入支援がある商材と特に相性がよいです。

例文

  • 乗り換えが不安でも大丈夫。初期設定から伴走します
  • パソコンが苦手でも大丈夫。今のデータをそのまま移行できます
  • 今のやり方を変えるのが不安でも大丈夫。最初の1カ月は専任で支援します

専門

「○○専門」「○○に特化」といった形で、特定領域への強さを打ち出す型です。
競合利用層に対しては、「汎用的な選択肢」より「自分の課題に深く合う選択肢」を提示しやすくなります。

どう使うか

今使っているものが広く浅い印象を持たれているときに有効です。
「自分のケースにより合っていそうだ」と思わせる形で使います。

例文

  • BtoB商談化率改善専門のLP制作会社
  • 40代女性の薄毛悩みに特化したケアサロン
  • 中小企業の営業定着支援専門ツール

解決策

「○○が解決する△△」のように、悩みと商品を直接つなぐ型です。
競合利用層に対しては、「今のものでは解決しきれていない問題」に対して、新しい解決策を提示する役割があります。

どう使うか

現状の不満を見せたあとに、「それを解決するのがこれです」と直結させると強いです。
単なる機能訴求ではなく、「何が片づくのか」を明確にするのがポイントです。

例文

  • 商談化率を改善するBtoB向けLP制作サービス
  • 睡眠の質を整えるナイトサプリ
  • 現場に定着しやすい営業支援ツール

型は単独より「組み合わせ」で使うと強い

キャッチコピーの型は、単体で使うよりも組み合わせて使うほうが効果が高まります。

たとえば、

  • ターゲット呼びかけ × ベネフィット
    40代からお腹まわりが気になり始めた方へ。無理な食事制限なしで続けられる習慣があります
  • 方法 × 数字 × ベネフィット
    副業で月5万円を目指すための3つの方法
  • 優位 × 安心材料
    業界唯一の返金保証つきLP改善サービス
  • 検索キーワード × 解決策
    給湯器 故障 修理なら、最短60分で対応

このように、ベースとなる型 + 補強する型で設計すると、コピーは一段強くなります。

ちなみに、「数字」を打ち出すのは、どんなキャッチコピーでも有効です。

さらに細かく分類して使い分けるキャッチコピー術

今まで、お客の状態を4つに分類し、それぞれに適したキャッチコピーをお伝えしました。
ここでさらに分解し、7つの状態に分けました。

こちいのほうがピンと来る場合は、こちらをお使いください。

① 対策の必要性と重大さに気づいていない

(役割:気づかせる・止める)

この段階では、そもそも問題意識がありません。
商品説明ではなく、まず視線を止めて「気づかせる」ことが最優先です。

使う型

  • なぜ
  • 認知的不協和
  • 問題提起
  • 危険
  • 煽る
  • ゴシック
  • 感嘆語
  • 指示
  • 仮定
  • ターゲット呼びかけ

ポイント

好奇心・違和感・リスクを使って「読む理由」を作る。

② 必要性に気づいているが軽視している

(役割:深刻化させる)

問題には気づいているが、「まだ大丈夫」と思っている状態です。
ここでは放置リスクを強調して優先度を上げる必要があります。

使う型

  • 危険(強め)
  • 問題提起
  • 指示
  • 煽る
  • なぜ
  • 仮定
  • ビフォー・アフター

ポイント

「今すぐやらないとまずい」と感じさせる。

③ 対策を検討し始めた

(役割:行動を促す)

この段階から、初めて「動こう」としています。
ただしまだ迷っているため、行動のハードルを下げる訴求が有効です。

使う型

  • 方法
  • 試す
  • 勧誘
  • 問題提起
  • 仮定
  • ビフォー・アフター
  • ストーリー

ポイント

「これならできそう」と思わせる。

④ 比較検討している(競合認知あり)

(役割:選ばせる)

すでに複数の選択肢を比較している状態です。
ここでは判断材料を提供することが重要になります。

使う型

  • 検索キーワード
  • どれ・どの
  • ランキング
  • 専門
  • 信頼
  • 権威
  • お客様の声
  • 対比
  • 仮想敵
  • 方法

ポイント

「どれを選べばいいか」に答える。

⑤ すでに何かしらの商品を使っている(不満あり)

(役割:スイッチングさせる)

すでに別の商品を使っているため、単なる訴求では動きません。
今の選択に疑問を持たせることが起点になります。

使う型

  • 問題提起(現状への疑問)
  • 仮想敵
  • 対比
  • ビフォー・アフター
  • ストーリー
  • 解決策
  • 無料
  • でも大丈夫

ポイント

「今のままでいいのか?」と思わせる。

⑥ 今のものに不満はないが、より良いものを求めている

(役割:アップグレードさせる)

不満では動かない層です。
そのため、より良い未来と差別化で引き上げる必要があります。

使う型

  • 優位
  • 新着情報
  • みんな
  • 信頼
  • 権威
  • メリット・ベネフィット
  • 専門

ポイント

「今より良い選択がある」と示す。

⑦ 今まで満足するものに出合えなかった

(役割:最後の期待を作る)

何度も試して失敗している層です。
この段階では、「これなら違うかもしれない」と思わせることが重要です。

使う型

  • 葛藤昇華
  • 新着情報
  • 優位
  • ビフォー・アフター(強め)
  • ストーリー(失敗→成功)
  • お客様の声(共感型)
  • 解決策

ポイント

希望と共感で「最後の一押し」を作る。

まとめ

この記事で整理したポイントを一言で言うと、こうです。

4分類

  • 購入意欲が低い客には、好奇心と問題
  • 比較検討中の客には、方法と信頼
  • 購入意欲が高い客には、ベネフィットと信頼とオファー
  • 競合商品を利用している客には、差別化と乗り換え理由

7分類

  • ① 対策の必要性と重大さに気づいていない
    → 注意喚起(気づき・危機)
  • ② 対策の必要性に気づいているが軽視している
    → 注意喚起(深刻化・放置リスク)
  • ③ 対策を検討し始めた
    → 行動促進
  • ④ 対策を色々検討しはじめ、競合商品も知っている
    → 判断材料
  • ⑤ 最近、何かしらの商品を使い始めた
    → 不満喚起(スイッチング)
  • ⑥ 今使っているものに不満はないが、もっとよいものを求めている
    → 差別化(アップグレード)
  • ⑦ 今まで満足するものに出合えなかった
    → 希望と共感

ぜひ、参考にして使ってください。

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この記事を書いた人

深井貴明のアバター 深井貴明 セールスコピーライター

広島県在住。
1999年から2009年までの約10年間、飲料水・化粧品・医薬部外品・エコ商品などの製造販売会社に勤務。在職中にコピーライティングと出合い、実践と研究を重ねる。FAXDMだけで90日間に1,533件の新規顧客を開拓し、DMのみで1億円の売上を達成するなど、数々の成果を上げる。

2009年より、セールスコピーライター兼コンサルタントとして独立。東証上場企業をはじめ、非上場の大手企業やアフィリエイト専門会社の専属コピーライターとして活動。また、個人事業主から中堅企業まで幅広く広告・販促物の制作を手がけている。

単なるライティングにとどまらず、常にマーケティング戦略の見直しから取り組み、成果へとつながる言葉を生み出すことを信条としている。

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